
過去最大級の寒波に見舞われた日本列島!
みなさん寒さ対策はいかがでしたか?
外出時には身をもって体感されたことでしょう。
「お家へ帰ってホッと一息もう安心。」
待ってください。
油断は禁物。
お家の中でこそ
この季節ならではのリスクが潜んでいるのですよ
寒い季節の健康の落とし穴・・・
Heat Shock!
ヒートショック


このような方は必見!
- お風呂好き!
- 高齢者
- 動脈硬化のリスクのある方
ヒートショックとは・・・
- 発症する条件
人間は、暖かいところから寒いところに移動すると熱を奪われないように血管が縮む
→血圧が上がる
逆に寒いところから暖かいところに入ると熱を放出するため血管が広がる
→血圧が下がる - 症状
血圧の乱高下によって起こる病気のリスクにつながる!
心筋梗塞や大動脈解離・脳出血!
ヒートショック-寒い季節の健康の落とし穴

ヒートショック|知っておくこと
知ってるようで意外と知らない。知ってるだけで普段から気を付けて心掛けられることはたくさんあります。
HeatShock:起こりやすい時期は
もちろん冬です!

それは、まさしく今でしょ!
古い 寒い 凍えるわ

それヒートショックでしょ!
………………
HeatShock:起こりやすい人は!
①もちろんお風呂好き!

- 一番風呂好き
一番風呂のがお好きな方は、入ったばかりの暖かいお湯に浸かりたい!ですが、沸きたての時点ではまだ浴室内は冷え切ったままです! - 長風呂好きも!?
長風呂によって汗をかきすぎると血液が濃くなり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクに・・

快適だけど、冬の長風呂もご用心
②動脈硬化のリスクのある人
- 血管の弱っている方は通常の人よりヒートショックを受けやすいです!注意!

HeatShock:起こりやすい場所は!
お風呂 脱衣所洗面所 トイレ 勝手口 など

当然ですが、お風呂は水はけの良い素材・タイル等で施工されているため温まりにくい上換気されていることが多い。脱衣所・洗面所も水をよく使うので乾きやすい冷え冷えした場所になっています。
そして、リビングなど居住空間は過ごしやすい南・西向きに配置することが多いので、水回りや廊下は北・東向きに配置されやすいことも冷える原因の一つです。
上記の理由で冷えやすい上に、トイレは排便により血圧が下がる傾向にあるのでヒートショックの切っ掛けになりかねません。
勝手口はお部屋からダイレクトに外に出るための場所なので当然冷えます。
冬の浴室はイメージしただけで・・ブルブル
排便時にも注意
勝手口は外気と隣り合せ
HeatShock:皆様がすぐやれる効果的な対策!
- トイレや脱衣所にはコンパクトな暖房機を置く!
安全装置機能付きだと尚安心!予め用意しておきましょう。 - 脱衣所洗面所スペースで部屋干しをしちゃおう。
脱衣所洗面所、洗濯機の場所が一体で比較的広さのある間取りも多いかと思います。天井から物干し竿を設置して部屋干しスペースにしてしまいます。雨の日や、夜間に乾燥機を使って干すことが多いので、自ずと空間が暖められるわけです。日常の面倒な家事も健康対策になればなんだかポジティブ! - お風呂場対策もカンタン。
お風呂床にはすのこやマットを敷く。お湯の沸いた浴室にはすぐに入らずに湯気で温まるのを待つ。もしくはシャワーで温めておく。

そこだけポカポカに丁度いい

乾燥機、結構暖かい

入る時も出る時も快適に
お湯や電気代がもったいないと思ったそこのあなた!ほんの少しの節約より健康を選びましょう。
特に血管の弱っている方や高齢者は・・
- 半身浴がおすすめ。
適度な体温管理でヒートショックを防ぎます。 - トイレには便座カバー!
洗うのが面倒な方は使い捨ての便座カバーもありますよ。 - 勝手口にロールスクリーンや断熱フィルムを設置

半身浴でゆっくりと温まろう

冬のヒヤリno1は便座!

お手軽に外気を遮断!
今からでもできる対策がいっぱい!ぜひ取り組んでみてくださいね!

リフォーム、家づくりでやれること
これから、新居を建てる予定の方、リフォームを検討されている方、上記のようなヒートショックのリスクを軽減できる対策がございます。
結露を防ぎ、寒さに強い対策を!

雨戸・シャッターの設置

ペアガラスの設置
これらは、防犯の面においても、昨今の気象の変化による大型台風の増加などによる窓ガラスの破損・被害などを想定しても一年中役に立ちます。

まとめ
- 健康に配慮すると冬場のヒートショック対策は欠かせない
- ヒートショックが起こりやすい場所は決まっていて、前もってカンタンに対策できる
- リフォーム・施工面でもヒートショック対策を含めれば、年間を通しての災害リスク対策に